独学の理由


2016/10/26(水)

昔の話だけれども、オイラは とてもマイナーな競技スポーツ をやっていました。
それこそ底辺だったんで ”やっていた” と大きな声では言えないくらいなのだけども。

その競技はマイナーなんでスクールもほとんどなく習ってから始めているのではなくて ”まずは、やる!”  とそんな感じの人が多いかと。 ただ、周りにやっている人がいるだろうから完全に一人でやる事は少ないと思うけど。

だから、バイオリンを始めようと思った時 ”バイオリン 独学” で検索して独学でやっている人のページがあったんで 「独学でやってる人いるんだなー、さて、独学でやるか」 と言う感じの始まりでありました。

競技スポーツのスクールでの出来事が、独学でやっている大きな理由の一つです。

その競技スポーツのスクールは

・1つのスクールは多分定期的に開かれていて。
昔の凄い人が教えていたスクール。今はあるのか知らないけど。

・もう1つは  用具・用品を一式貸し出している所で、簡単な使い方やルールなんかを教えてくれる所。

・あと…単発でたまにどこかがやっていた。 同じく昔凄かった人と、これからのその競技を担っていくであろう若者達が教えてくれる所。

そんな感じのものがあったくらい。

一度、仲間と一緒に単発のスクール行ったんだけども、
互いに 「もう行かねーな。(これ行っても意味がねぇ)」 と言う結論に至った。 ある程度出来ている状態だったからかも知れないけど。 未来を担う若者達は一生懸命教えてはくれたのだが…。

また別の時に、その競技スポーツの用具の開発に関わっている人に教えてもらう機会があった。

ある場面での、姿勢と目線。
タイミング、
チカラの入れ方などなど…
今まででは考えてもいなかった事の指導を受けた。

結果。 その部分に対してだけだったけれども今までとは見違えるくらいに上達した。

たまたま運良くそんな機会があったんだけれども…。 「これからも教えてもらいたい」と言うよりも、次からは、ほんの少しだけどこでどうやったら良いのか考えながらやったりするようになっていた。


そんな事がからずっと後だったのかバイオリンをやろうと思ったけど、上記の事もあったからか ”習いに行く” と言う考えにならず、ただただ幼少期に憧れた ”バイオリンをやりたい!さわってみたい!” と言う思いだけだった。


バイオリンを始める前に ”いずみ会 鷲見健彰門下” の発表会をたまたま見に行けた。
そこでは小さな小さな子供たちが、我が目を疑う程の演奏をしていた。
少し大きい人達になると、間奏の間はバイオリンから手を離しても顎と肩で保持したままでこれまた驚いた。 ここではこのような指導を行っていると言う事が分かった。(もう随分前の事なので今はどうなのかは知らない。)


もっと前の事だけど、オイラはケガをして顎のつけ根あたりにある軟骨を潰して変形させてた (´ω`;) まぁ状態は 極度の顎関節症 くらいなもんで物も食えたけど。
随分と良くなって来た頃に、たまたまバイオリンをやろうと思い立った訳。


※ ここからはオイラの勝手な主観の話になるよ。
(そして追記…これは建前だね…これの後に本音を書いてみる)

だから…ガチでバイオリンやるんだったら ここに入った方が良いと思ったし(この時はね)。
コネがないととても入れてはもらえないだろう!とも思ったし、もし入れたとしても 「顎の軟骨潰してるんでヴァイオリンを挟んだまま手を離すとか出来ませーん!」 とか言えねーな! って思った。そして言ったところで状態を理解してもらえないだろう。とも思った。
その前にそんなレベルへたどり着く事も大変な事だろけど。
他の教室でも、そんなような事はありそうだな!とも思っていた。

だから 教室が無い 時間が無い 金が無い では無いんだなわ。
(別に、これらの事を否定している訳ではないよ。)

※ここから本音
この時は、バイオリンに全てを懸ける気が無かったんだよね…
もし全ての事をバイオリンに費やす気があったら、ここの発表会にいた人片っ端から「どうやったらここで習う事が出るるのか?」って聞いて回ったと思う…。


蛇足:
バイオリン歴も1年を過ぎた頃。 3ヶ所くらいのバイオリン発表会を見に行った。
1つの教室は、家からの距離的にも通えそうだったし、「独学に詰まったり習いたくなったら、ここへ習いに行こう!」と考えていた。 結局ここへ行く事はなかったけれど。


2016年。 バイオリン歴も11年を超えてやっと今、少し出来るようになってきたんで嬉しかったりする今日この頃。

習った方が良いと思うのなら、それは習ってやった方が良いんでないか?とオイラは思うよ。 もちろん状況にもよりけりだと思うけれどもさ。

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